「BIツールを導入したいけど、エンジニアがいないと使えないのでは」と思っているチームは多いです。実際には、ノーコードで使えるBIツールはここ数年で大きく増えました。ただ、選択肢が増えた分、何を基準に選べばいいかわかりにくくなっています。この記事では、ノーコードBIツールを選ぶときに確認すべき5つのポイントを整理します。
1. 接続できるデータソースを確認する ¶
最初に確認すべきは、自分たちが使っているデータソースに対応しているかどうかです。Googleスプレッドシートだけなら多くのツールが対応していますが、SalesforceやBigQuery、Kintoneなどを組み合わせて使っているチームは、対応データソースの数と種類を必ず確認してください。「対応している」と書いてあっても、読み取りのみで書き戻しができないケースもあります。
2. データの更新頻度を確認する ¶
BIツールによって、データの更新頻度は大きく異なります。1日1回の更新しかできないツールでは、リアルタイムの意思決定には使えません。最短5分ごとに更新できるツールもあれば、手動更新しかできないものもあります。自分たちがどのくらいの頻度でデータを見るかによって、必要な更新頻度は変わります。毎日の朝会で使うなら、少なくとも1時間ごとの更新は欲しいところです。
3. 権限管理の細かさを確認する ¶
チームで使う場合、誰がどのデータを見られるかを管理できるかどうかは重要です。全員が全データを見られる状態では、個人情報や経営数値の管理が難しくなります。ダッシュボード単位、部門単位で閲覧権限を設定できるかどうかを確認してください。特に従業員数が多い組織や、複数の部門にまたがって使う場合は、権限管理の細かさがツール選びの決め手になることがあります。
4. サポートの言語と対応速度を確認する ¶
海外製のBIツールは機能が豊富な反面、サポートが英語のみだったり、返信に数日かかったりするケースがあります。設定でつまずいたときに日本語で素早く相談できるかどうかは、特にITに詳しくないメンバーが使う場合に大きな差になります。無料トライアル中にサポートに問い合わせてみて、返信の速さと丁寧さを確認するのが一番確実です。
5. 価格体系と成長後のコストを試算する ¶
多くのBIツールはユーザー数やデータソース数に応じて料金が上がります。今は3名のチームでも、半年後に10名になったときのコストを試算しておくことが大切です。また、年払いと月払いで大きく価格が変わるツールもあります。無料トライアルの条件(期間、機能制限の有無)も合わせて確認しておくと、比較がしやすくなります。
BIツールは導入してからが本番です。機能の多さより、チームの全員が実際に使い続けられるかどうかを基準に選ぶことをおすすめします。まず無料トライアルで試してみて、1週間後に本当に使っているかどうかで判断するのが一番シンプルな方法です。